メンテナンス・レジリエンス TOKYO 2025

2025.7.23 - 7.25東京ビッグサイト

ものづくり特別講演会

Stage/Lecture/Seminar/Planning

講演会・セミナーの聴講登録REGISTRATION


来場者事前登録が
お済みでない方はこちら

まだ来場事前登録を行なっていない方は、こちらの講演会・セミナー一覧より来場事前登録を行なってください。

来場事前登録

セミナー登録・来場事前登録が
お済みの方はこちら

すでにセミナー登録・来場事前登録がお済みで、セミナー追加登録希望の方は、来場者マイページより追加登録をお願いいたします。

来場者マイページ

セミナープログラムPROGRAM


ものづくり特別講演会

聴講事前登録制 会場:東4ホール ものづくり特別講演会場 定員250名 参加無料 企画協力:日刊工業新聞社
  • 2025年
    723日(水)
  • 2025年
    724日(木)
  • 2025年
    725日(金)
10:40

11:20
スマート保安の経産省の取組について

経済産業省
大臣官房産業保安・安全グループ産業保安企画室

経済産業省では、新たなテクノロジーを産業保安の現場に導入することで、安全性と効率性を追求しつつ、保安レベルを持続的に向上させるための「スマート保安」を推進しています。当日の講演では、テクノロジーを活用しつつ、自律的に高度な保安を確保できる事業所について、その保安確保能力に応じて保安規制に係る手続・検査を合理化する「認定高度保安実施者制度」や、中堅・中小企業向けの「スマート保安実証支援事業」など、最近の経済産業省の「スマート保安」の取組をご紹介します。

11:50

12:30
プラント建設のデジタルトランスフォーメーション

千代田化工建設
常務執行役員 CHRO兼CDO DX本部 本部長熊谷 昌毅

熊谷 昌毅

この講演では、千代田化工建設株式会社が AI・デジタル技術によりいかに自社のエンジニアリング能力を増大させプラント建設を変革しているかを紹介します。
Digital EPC Platform 構想や、plantOS🄬などのユースケースについて、これらの技術業務効率化、生産性向上、更には付加価値創造にどのようにして寄与しているかを紹介いたします。

13:30

14:10
化学プラントO&Mのスマート化とAI

東京農工大学
大学院 工学研究院 名誉教授 山下 善之

山下 善之

AIの進歩はとどまるところを知らず、日常生活をはじめさまざまなところで活用が広がっています。化学プラントの運転・保守への適用も、スマート工場の実現を目指して確実に進んできています。スマート工業では、生産性と安全性の向上にとどまらず、レジリエンスや持続可能性の向上なども目指しています。本講演では、製造業のO&MにおけるDXの取り組み状況の現状と今後の展開について、最新の技術も交えてお話しします。

14:40

15:20
製造現場のメンテナンス領域を中心とするDXの取り組み

旭化成
デジタル共創本部 システムデザインセンター センター長 中山 雅彦

中山 雅彦

少子化による近い将来の労働者不足が叫ばれる一方で、短期的なコスト対効果が見えにくい技術伝承やメンテナンスの高度化は進めづらいのが現実です。本講演では旭化成におけるメンテナンス領域を中心とする取り組みや苦労話についてご紹介します。

15:50

16:30
石油ガス化学プラント点検業務のDX化を考える(今のロボット技術で、できること・できないこと)

三菱重工業
原子力セグメント 機器設計部 技監 大西 献

大西 献

プラント点検は人手を要するうえ、引火性ガス環境で危険でもあります。一方“あらゆる”情報をデジタル化して一元管理し“うまく”処理することによりプラントの効率的な運用を目指すDXは、ITやAIの高度化とともに現実味を帯びてきました。さまざまなDX機器が開発されるなか、海外の海上石油プラットフォームやFPSOを中心に、防爆モビリティロボットを用いた自動点検の動きが活発であるが、国内では(人が行って手をかければいいとの考えからか)ロボットの適用はほとんど進んでいません。
本講演では、プラント点検のロボット化ニーズや、ロボットの開発・適用状況などを紹介し、これからのプラント点検DX化について考える機会としたいです。

10:40

11:20
製造業におけるデータ活用ソリューション
~ インフラ、実装そして人材育成 ~

JFEスチール
技術ソリューション部 主査 四辻 淳一

四辻 淳一

JFEスチールではインテリジェント製鉄所を目指し、CPS(Cyber Physical Systems)を技術の核として様々な工程においてデータ活用を進めています。実際のシステム構築には、データを収集および可視化するインフラ、データ解析から求めた様々なモデル、これらモデルを工程利用する環境、さらに安定運用の継続などが必要です。今回のプレゼンではシステム設計の概略といくつかの開発実例を紹介するとともに、データ活用を支える人材の育成についても言及します。

11:50

12:30
AIプラットフォームが実現するCBM
~技術ポイントと先行事例~

アズビル アドバンスオートメーションカンパニー
戦略事業開発3部 シニアコンサルタント 木幡 真望

木幡 真望

少子高齢化や気候変動等の社会課題を乗り越えSDGsを達成するためには、様々な分野における人とAIの協調が重要になってきます。本講演ではこの考え方を設備管理領域に適用した自律型・設備管理システムの姿と、その実装ソリューションである「AIベースCBMプラットフォームBiG EYES MM」について回転機器の予兆保全事例も交えながら紹介いたします。

13:30

14:10
デジタルケミカルカンパニー実現に向けたDX施策と事例

三菱ケミカル
DXソリューションデリバリー部 スマートファクトリーグループ 宮川 裕史

宮川 裕史

三菱ケミカルにおける「デジタルケミカルカンパニー」実現に向けたDX推進施策と、実際に成果を上げた製造DX事例を紹介します。 「デジタルケミカルカンパニー」として生み出す新たな価値や将来像、そして製造DXロードマップと共にDX推進の仕掛けがどのように組織全体を巻き込み活性化させたのか、具体的な施策を通じて紹介します。また、製造現場における具体的なDX事例として製造DXデータ基盤やスマート定修について紹介します。

14:40

15:20
準天頂衛星システム「みちびき」を活用したインフラメンテナンスの未来
~みちびき7機体制とcm級測位サービスの可能性~
松井 多志
石道 国弘
三上 建治
坂下 哲也

【ファシリテータ】 日本情報経済社会推進協会 常任理事 兼 準天頂衛星システム事業推進委員長
坂下 哲也

【パネリスト】 内閣府 宇宙開発戦略推進事務局 準天頂衛星システム戦略室長 参事官  三上 建治 国土交通省北海道開発局 事業振興部 機械課 上席専門官  石道 国弘 福井県工業技術センター オープンイノベーション推進部 企画支援部 技術相談グループ  松井 多志

準天頂衛星システム「みちびき」の7機体制に向けた追加2機の衛星の打上げを今冬に控え、本パネルディスカッションでは、内閣府はみちびきの最新の取組み状況に焦点を当て、北海道開発局は広大な地域における効率的なインフラ維持の実践例や今後の展望を共有。福井県工業技術センターは地方自治体として、地域特性を生かした独自の取組みを紹介します。特に「みちびき」を用いた精密な位置情報活用が、インフラ点検や維持管理の効率化にどのように貢献しているのか、その成果と今後の展開が聴きどころです。

15:50

16:30
挑戦と失敗が高める組織のレジリエンス
~「魔改造の夜」出場から考える~

IHI
技術開発本部 技術企画部 主幹 佐藤 彰洋

佐藤 彰洋

NHKの番組「魔改造の夜」は、「失敗してもかまわない」というテーマのもと、企業のエンジニアたちが、おもちゃや家電を極限のアイデアと技術で改造し競い合う技術開発エンタメ番組です。AI時代を迎えた現在、意図的に挑戦し、失敗を許容する環境を整えることは、現場経験や実践的知識、チームワークを育み、組織のレジリエンスを向上させる上で不可欠です。本講演では、IHIが「魔改造の夜」に出場した経験を通じ、このような挑戦の意義を考察します。また、失敗が許されない実務では、モデルベース開発(MBD)的アプローチを活用し、シミュレーション上で挑戦と失敗を繰り返すことの重要性についても述べます。

10:40

11:20
BtoB企業はサイバー犯罪にどう対峙すべきか

日揮ホールディングス
理事、デジタル戦略・IT統括ユニット部長 井上 胤康

井上 胤康

サイバー犯罪被害のニュースが毎日のように伝わってきます。これらの被害は、企業の規模、業種、業態に関わらないものであり、あらゆる企業にとっての経営アジェンダであるといっても過言ではないでしょう。しかしながら、消費者との直接取引がないBtoB企業の意識は多少低くなっていることはないでしょうか。 急激に増加しているサイバー犯罪に対して、BtoB企業はどう対峙すべきか。国内外でプラント建設事業を展開する日揮グループでのサイバー犯罪被害の実例も交えながら、その対策について議論します。

11:50

12:30
グリーン水素製造を見据えた現状と今後の展望

横浜国立大学
大学院工学研究院 准教授 松澤 幸一

松澤 幸一

2020年のカーボンニュートラル宣言をきっかけに2050年の温室効果ガス排出実質ゼロを目指した施策が立案され、2023年には水素基本戦略が6年ぶりに改訂され、2024年には「水素社会推進法」案が閣議決定されており、水素を取り巻く環境及び関連の技術開発は非常に重要になっています。
そこで、本講演ではタイトルの一部にもなっているグリーン水素とは何か?他のグレーやブルー水素の違いを紹介します。水素を製造する水電解と今後の水素製造の関連とそのカギとは? といった内容も併せて紹介いたします。

13:30

14:10
空調サービス現場DX(コネクティッドワーカーソリューション)の事例紹介
熊田 俊昭
上月 悠子

ダイキン工業
アプライド・ソリューション事業本部
ソリューション商品開発担当
エグゼクティブリーダー主席技師 熊田 俊昭

テクノロジー・イノベーションセンター
情報通信グループ
チームリーダー 上月 悠子

空調機器の商品力だけでなく、空調機器のサービスを提供する現場力を含めた空調総合メーカーとして取り組む現場DXの事例をご紹介。当社が現場DXに取り組む課題感とベンチャー企業(フェアリーデバイセズ社)と協業し、現場作業に最適なウェアラブルデバイスを活用した現場DXの推進の事例紹介をさせていただきます。現場のDX推進により得られるデータ活用のビジョンや現場DXを進めていく難しさ・課題などをご紹介させていただきます。

14:40

15:20
サステナブル社会実現に向けた石油化学産業の取り組み

石油化学工業協会
専務理事 志村 勝也

志村 勝也

石油化学産業では、「自然・環境」と「産業・経済」の調和を保ちながら持続的発展を続ける「サステナブル社会」の実現に向けて、カーボンニュートラルと循環型社会構築の国際的な課題に官民一体で取り組んでいます。基盤整備として評価方法の標準化や制度設計に貢献し、またコンビナートを起点とした地域・社会全体での連携をとりながら、石油化学産業はグリーンケミカル産業への構造転換を進めております。
本プログラムでは、カーボンニュートラルと循環型社会の実現に向けた石油化学産業の取り組みをご紹介させていただきます。

15:50

16:30
予兆診断モデルの活用による水処理や生産効率の改善

栗田工業
産業・社会インフラ本部 CE事業開発部門 デジタル推進部
ビジネスモデル開発課 課長 豊岡 康広

豊岡 康広

近年、産業界では生産年齢人口の減少、GHG排出削減や資源保全などの環境負荷低減、原材料コスト上昇など、複数の課題が同時進行しており、工場では少ない人員で効率的な安定操業が求められています。クリタは、長年の水処理の知見を基に、水質データ等を活用して、数時間から半日後の水処理状況や生産設備のトラブル、製品品質の低下などを事前予測し、予防策と定量的なメリットを把握できる予兆診断システムを開発しました。2024年に「Kuri-smart®」として上市し、センシングから予兆診断システム、解決策までを一気通貫で提供して、お客様の操業を支援しています。本講演では、予兆診断システムの内容と製造プロセスや排水処理への適用事例を紹介します。

※完全事前登録制、各セッション完全入れ替え制

※登壇者の都合により、講演会の中止、テーマ、講演時間が変更になる場合がございます。

※敬称略

ステージ/講演会/セミナー/企画LIST OF PROJECTS